Lucky One セフン インタビュー日本語訳

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Appendix A

 

Interview EX'ACT #1

 

 

 

- Sehun -

 

 

 

Keyword : dawn , relationship , side road

 

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Q:EXOを映画のジャンルで言うとどんな映画ですか?自分の人生も映画のジャンルで言うと?

 

S:ファンタジーです。自慢話をするなら、現実的じゃないことをいろいろやり遂げてきて、これからもやろうとしているからです。メンバーひとりひとりみんな違うし。ジャンルを決めるならコメディーではなく、ファンタジーアクション?主人公は僕たちのチーム、EXOじゃないでしょうか。僕の個人的な人生は、あえて言うならものすごく悲しんでから幸せになる映画。どうして幸せなのかというと、まず僕たちメンバーがすごく上手くいっているし、僕も活動の幅を広げているし。この2つが理由になっているかもしれません。

 

Q:好きな時間と空間はいつ、どこですか?

 

S:僕は夜中が好きです。1時や2時です。完全な夜中。みんなが眠っている時の、平穏で静かな真夜中の空気だけがある感じが僕とよく合っている気がして、その時だけ感じられる感情がすごく好きです。いろいろと考えることもできるし。好きな空間は、閉じ込められているのはあまり好きじゃないです。閉じ込められていたら憂鬱になります。悲しみに沈んでしまうって言えばいいかな。僕は常につるんでいる友だちがいるんですよ。彼らと一緒に中にいるのはいいですが、ひとりでいるのはイマイチです。

 

Q:夜中に主にどんなことを考えているんですか?

 

S:みんなそうだと思うんですが、自分の未来についての心配、期待、熱い想い、こんなことを考えませんか?人生についてです。

こんなことを考えませんか?人生についてです。

 

Q:慣れたことと慣れていないこと、どちらをより楽しむタイプですか?

 

S:楽しむのは慣れていないことですね。慣れたことは楽ですよね。慣れない場所は適応しないといけないじゃないですか。「郷に入れば郷に従え」というように、そこに適応していく過程が面白いんだと思います。新しい人たち、新しい物事、そんなことを初めて経験しながら気づくことも多いだろうし、挑戦することもあるだろうし。だから僕は慣れないことをより楽しむことができるんだと思います。

 

 

Q:一生旅をすることになったら、どこに家を構えますか?

 

S:家はソウルにあるといいですね。普段は都市の中で、空気もよくないこんな場所でたくさんの人たちと過ごして、たまに人のいない空気のいいところへ行くのがいいと思います。

 

Q:一番最初に行った旅行はどうでしたか?

 

S:すごくたくさん旅行したので、初めての旅行が思い出せません。確実にあるのに、よく思い出せないですね。

 

Q:では今「旅行」について、何かもっと話せますか?

 

S:旅行というのは自分で計画して行くものじゃないですか。でも僕は行きたいときにすぐ行くのが好きです。計画を全く立てずに思いつきで出かけます。着替えも持たずに、宿の予約もせずに、財布だけ持って行きます。友だちと行って、そこで起こる出来事が面白いです。何が起きるかわからないけど、僕とつるんでる人たちみんなこういうのが好きです。だから関係が長く続いているんだと思います。休憩所に寄ってベースボールゲームがあったらそれやって、途中で大邱に寄って何か食べて。そういう予想がつかない旅行。ワクワクするじゃないですか。他の人が計画して出かける旅行を見ると、そうしたいです。本当にそうしたいけど、計画通りにうまくいかないんですよね。ますます狂っていく気がします。だから気楽に「よし、狂ってしまえ!」そんな気持ちで旅行に行きます。

 

Q:時が過ぎてよかったことと、新しくていいことを1つずつ言うなら?

 

S:新しいことは自分の経験になって、悟りを得られる気がします。時が過ぎたことは、その悟りが情と想い出として残って、僕が回想できるもの。具体的には人間関係です。人生で一番重要だと思います。人というのは、見れば見るほど情がわくじゃないですか。情が深まっていく過程が面白いんです。新しいことも同じです。新しい人に出会えば、その人から必ず学ぶものがあって、得るものもあるだろうし、逆に僕たその人にすごく影響を与えたり。そんなことが面白いと思います。

 

Q:過去・現在・未来の中で一番重要だと思うのはどれですか?

 

S:僕は未来が重要だと思います。インタビューが始まってから10分くらい経ったと思いますが、それも過去じゃないですか。だから、現在があるんでしょうか。1分1秒過ぎるたびにその瞬間は過去になって、僕たちは未来に向かって進んでるじゃないですか。現在というものは少し曖昧だと思います。現在について、話ができるものなんでしょうか。できないと思います。だから現在というものはあるのか、現在と言えるものなのか。もちろん、大きいくくりで見ればさっきからを現在と言えるのかもしれないけど、突き詰めると1分1秒過ぎていくから過去じゃないだろうか。時間が進んでいるから未来が重要じゃないか。そんな風に思います。

 

Q:世の中を見る目が広がった経験があるとしたら、それはいつですか?

 

S:僕は悟ことが好きで、学ぶことが好きで、経験することが好きで、新しさを感じることを楽しむと言ったじゃないですか。だから何でも全部やってみる方です。そうすれば僕が好きな人たちにも教えられるし、助けになれるじゃないですか。誰かが何かすると言った時、僕の経験談を聞かせてあげれば助けになるから。そういうことも世の中を見る目に含まれると思います。だから僕がより多くのことに挑戦しているんだと思います。

 

 

Q:目に見えるもののうち、一番価値があると思うものは何ですか?

 

S:まずひとつだけは選べなくて、うーん、見えるものすべて価値があるのではないでしょうか。ひとつひとつが全部必要だから使われているから。どこかではすべて必要なもので、どこかではすべて重要なものじゃないですか?今説明するのは難しいけど、僕たちが普段ただよくないものと思うものも、すべてそれなりの役割があると思います。

 

Q:人間が作ったもののうち、一番優れているものは何だと思いますか?

 

S:ひとつっていうのは難しいですね、全部、すべて。どこかではすべて使い道があって、必要だから。そのおかげで僕たちが便利に暮らせているんじゃないかな。

 

 

Q:自分の人生で必ずあったらいいなと思う瞬間は?

 

S:うーん、ものすごく感動的な瞬間があったらいいですね。すごく大きな。それが具体的に何かは僕もわからないけど、ありえないほど感動的な瞬間があったらいいですね。「わ、こんなことが?」と言葉を失うくらいの感動。感動させることは、その人が嫌いだったら不可能だと思います。その人のことをよく考えて、好きで、その人も僕を感動させてくれたり、感動させるほどの何かをしてくれたから、感動させるために計画を立てたり。感動はサプライズも入っているじゃないですか。そんな感情の状態じゃなければ、感動させられないから。

 

Q:双子やドッペルゲンガーがいたとしたら、どんな人がいいですか?

 

S:僕と似ていないとですよね。あ、違うな。僕と全く正反対だといいですね。それでこそお互い学ぶこともあるだろうし、考える基準も違うじゃないですか。僕と論理が違うのが面白そうだし。だからこそお互い教え合って気づくことがあると思います。僕は誰かの面倒を見るのが好きなんです。その人にとって力になる人であればいいなと思います。生きていく中でたくさんある理由の1つがそれなんだと思います。それが僕の生きる楽しみなんです。力になるということが、すごく幸せなことだと思います。そしてそれはすべて戻ってくると思います。だから僕が死んだら誰が悲しむだろうか?そんなことも考えます。僕と本当に交流していた人の中で、誰が悲しむだろうか。そんなことも時々考えます。

 

Q:9人兄弟の家に生まれたとしたら、何番目に生まれたいですか?

 

A:一番目です。全員面倒みます。辛い人生の中で忙しく生きていくことに大きな喜びがあります。もちろんすごく疲れるだろうし、自分のための時間も必要だと思います。でもそうやって過ごしながら自分がやることもやって面倒もみる人生が、満足できて楽しいんじゃないかと思います。

 

Q:日常生活で完璧だと思う瞬間があるとしたら?

 

A:人間の欲望は尽きることがないように思います。何度ももう望みはないと思ったのに、活動範囲が広がって、もっと知りたくなって、やりたくなって、経験したくなって。そうなったらもっと望むんだと思います。今も何かしら望みはあります。

 

Q:ある日透明人間になったんだけど、ひとりだけが自分を見ることができるなら誰を選びたいですか?

 

A:愛する女性です。

 

Q:1日が短く感じる時はいつですか?

 

A:僕が幸せな時。好きな人たちと遊んでいる時。旅行に行ったり。幸せの状態にある時は、大変だった、今僕が辛いと思っていること、ストレスを感じていることを考えずにすむからすぐ過ぎていく気がします。自分が嫌なことをしたり、している時、それがいつ終わるのかをずっと考えて待つことになるじゃないですか。いつ終わるかな。そうして錯覚するんです。だからますます長く感じるんだと思うし。人間のそういうところが神秘的だと思います。幸せなことをしている時は、「これを死ぬまでしていたい」そんな気持ちの時は、待つことなんてないし、何かしようとして、することになって。進もうとするから知らないうちに時間が過ぎていくんじゃないでしょうか。

 

Q:昼夜のうち、どちらかだけずっと続くとしたらどちらがいいですか?

 

A:夜、夜明けです。夜明けの平和な空気。でも昼と夜が一緒にないとダメですね。昼があるから、夜がいいんだから。

 

Q:1日のうちで空が一番美しい時はいつだと思いますか?

 

A:夜明け。その時間帯です。すごくきれいです。真っ暗だけど、良いんです。ソウルでは星がよく見えなくても、特に気にしません。そういうのを見て感動するタイプではないです。

 

Q:誰かが自分の人生で大きい比重を占めていると感じたことはありますか?

 

A:普段毎日感じます。おいしいものがあったら次は一緒に来ようと話します。よくないことがあったら僕のところに駆けつけてくれます。いいことがあった時は一緒に分かち合います。誰かが、絶対僕の仲間じゃないと言っても、人というのは、その価値は、とてつもないものだと思います。僕が価値を決められるものではないし、人間、人類は僕が考える一つ目です。なくてはならない。

 

Q:自分の人生において羅針盤は何ですか?

 

A:どう説明したらいいでしょうか。万が一、前に道があって、後ろにも道があって、左右にも道があって、抜け道もあったら、僕は抜け道を進みます。抜け道にはメリット・デメリットがあります。抜け道は新鮮で、陳腐じゃないです。そして経験してこそ、可能だと思います。真っすぐの一般的な道はすでに情報が多いから経験しなくてもわかります。でも抜け道は進まない人にはわからない。そして断言はできないけど、もう少し楽に、より早く進むことができて面白いと思います。デメリットはうねりが多いことです。ものすごく多いです。もしかしたらもう一度スタートに戻って直進することになるかもしれない、ずっと進めなくなるかもしれません。だから賢い選択が必要な道です。いろんなことを学んで、経験して、いい環境を作ってくれる人たちがいてくれて。その人たちと一緒に協力しながら進まなければいけない道だと思います。賢く対処すればそのうねりは無事に、楽しく通過しながらダイナミックな人生が送れるのではないでしょうか。EXOのメンバーになったこと自体が直進ではないと思うし、その中でもう少しダイナミックな経験をしたいと思うから、いろんなことをやってみたいし、知りたいし、仲間の力になりたいし、お互い学び合って。そんな風に生きていきたいです。